SONY ZS-8

(1993年発売)
ZS-7に代わる第2世代ソナホークシリーズの旗艦としてデビューしたZS-8。
デザインはミニコンポをラジカセサイズに圧縮したような先代と比べてややシンプルになりましたが、
今回もソナホークの名に恥じぬ、紹介しきれないくらいの機能満載です。
若干機能を減らしたZS-6という下位モデルも併売していました。

各部の紹介


本機のイメージに大きく関与しているスイーベルスタンド。
右側のスイッチで向きを上下左右、好きな位置に調整できます。
リモコンからも同じことが出来ます。


2系統のスピーカーとCCCR搭載がソナホークの証。
右側には電源ボタンやヘッドホン端子等がありますが、DSPボタンやKARAOKE PONボタンは
ZS-6では省略されている機能です。


DSPは一種のエフェクター機能で、DSPボタンを押すと音響効果が加えられます。
カーソルボタンを押すことで効果を5段階に調整できます。
モードは下記の5種類。

・DOME
・HALL
・ARENA
・LIVE
・SIMLT

「KARAOKE PON」はカラオケ支援機能で、再生中の曲からボーカルの声を除去するというもの。


右側のSOUNDボタンを押すと、低音強調、高音強調、低高音強調の3種類から曲に合わせた
好みの音質に変更できます。
こちらは下位機のZS-6にも搭載されている機能です。

AMチューナーはAMステレオ対応ですが、実施放送局は激減しワイドFM放送が始まった現代においては
もはや使命を終えた規格と言えるでしょう。


CDは一般的なトレイ式を採用しています。
ピックアップはKSS-360A。


本体下部には収納式の操作パネルが用意されています。


カセットデッキはDOLBY B NR対応、頭出し機能搭載。


サイドのデザインは後に続くZS-66と比べると控えめ。


背面側をご覧いただきましょう。


ミキシングマイク端子、LINE IN端子、LINE OUT端子の他、SPDIF(オプティカル)とスイーベルスタンド接続端子が用意されています。


乾電池動作も可能。
単1×8本(本体用)、単3×4本(バックアップメモリ用)


スイーベルスタンドは分離できます。


リモコン。型式はRMT-C8。
前述の通りリモコンからもスイーベルスタンドの位置調整が出来ますが、
面白い特徴として、AUTOボタンを押すと信号の飛んできた位置を検出して
自動的にそちらを向くという無駄に凝った造りがバブリーで好きです。

入手ガイド


ハードオフにて1枚100円で大量に購入してきたWinkのCDを再生中。
懐かしい。彼女たちの曲はパナソニックや明治製菓のCMで使われていました。


弟分のZS-6でも言える事ですが、現存機はCDが不調になっている個体が多いようです。
私の所有するZS-8はCDを全く認識しない状態でしたがピックアップ交換、コンデンサ交換、
メカ部への注油を行う事で安定して再生できるようになりましたが、まだ調整を煮詰める余地がありそうです。
なかなか迫力のある音質が楽しめるので、CDは諦めてスピーカーとしてスマホを接続して使うのも有りかと。

スイーベルスタンドは分離式なので本体と生き別れになっているケースが多そうです。
(他の機種と同様リモコンも)

ヒカリモノ系ギミックは控えめですが、その他の面ではバブルラジカセマニアを満足させる要素が
随所に散りばめられた機種だと思います。
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