Panasonic RX-DT300

(1993年発売)
もはや「ミニコンポ」と呼んでも差し支えの無いデザイン。
サンヨー機のセパレート型と比べて縦長なスタイルが、その印象を強くさせるのではないかと…。

入手エピソード

連休突発企画「ハードオフを巡ろう」を実行することを友人と計画し、巡回先に選んだのは近隣のS県。
店舗の密度が高いので効率よく巡回できると睨みました。
果たして思惑通り各店舗間の移動時間は10〜20分前後で市内の店舗を巡り、当日出会った機種は覚えているだけで
RX-DT75×6台(しかも4台は同一店舗内)/DT70/DT300/DT45/ED75/ED77/ED50/ED55/E250/DS45/DS06G、RC-X750/X770、CSD-SR22。
出来ることなら欲しい、全て欲しい。が、そんな余裕があるはずも無く…結局手に持って店舗を出たのはRX-DT300 1台でした。
友人は懐かしのMSX TurboRを購入し満足そう。対する私はもう1台くらい買っておけば良かったかと少々悩み気味に帰宅。

各部の紹介


本機が「ラジカセ」たる所以…持ち運び用の取っ手を装備しFMロッドアンテナとAMコイルアンテナを本体に内蔵。
更に乾電池で稼動が可能である事。
それでも高めの全高と全幅は、もはやミニコンポ級です。


全体的な作りは廉価機並みのものです。ディスプレイも必要最低限のものでバックライトは装備していません。
本機には「タイマー」という概念は存在していないようで時計機能(時刻表示)もナシ。
ただ、シンセチューナーは嬉しい装備です。
私の場合は時間帯によりNHK第1とTBS(共にAMラジオ)を聞き分けているのでボタン1つで選局できるのは重宝。
グライコも機械式で使い勝手良。この頃は高級機ほど電子式を搭載していたような気も…。

気になったのはファンクション切替えは自動で行われない事です。
例:チューナー使用時にCD再生ボタンを押しても自動的にファンクションがCDに切り替わらない。
初期のCDラジカセはともかく、80年代後半以降は大半の機種が自動で切り替わるものですが・・・



CD再生時はこんな感じ。ポータブル機並にシンプルですね。


カセット部はDOLBY NR非搭載、ノーマルテープ専用、手でガチャっとメカを押し出すタイプです。
上級機と比較して装備のグレードに差を感じますが、信頼性や耐久性はこちらの方が優れていると思います。


何と言っても本機の最大の特徴は分離できるスピーカーでしょう。

 
金色のさりげないアクセント。
このスピーカー、中級機とは思えないようなパワフルな音で再生してくれます。
本体側とのチューニングが絶妙なのでしょうか。


サンヨーのセパレート型では固定用のツメをスライドさせてロックさせるのに対し、本機ではバネの力で常時ロックされており、
取り外し時は洗濯ハサミをつまむ要領でロックを解除します。


余分なケーブルはここに巻き付けますが、購入時点では束ねてありました。
これで構わないのでそのまま使用しています。


刻印されたインピーダンス。


本体の背面を見てみましょう。
乾電池ホルダはバックアップメモリ用と本体稼動用の2つに分かれており、パネルも2枚。


スピーカー接続用の端子は4色に色分けされており、スピーカー側のケーブルと同じ色で接続するようになっています。
隣には唯一の外部入力端子であるMIX MIC端子。


1993年、シンガポール生まれ。


テンキー付きリモコンを見慣れた目にはシンプルに見える付属リモコン。
型式はEUR642161です。


所属するセグメントは初級機〜中級機クラスと思われますが、クラスを超えた迫力のある音が楽しめます。
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