Panasonic RX-DD1

(1994年発売)
ここ数年のうちにオーディオに興味を持つようになった私にとっては、この機種を知るまで
存在すら知らなかったデジタル・コンパクト・カセット、DCC。
ラジカセでは1代限りで搭載モデルは消滅しました。この機種は試験機的な意味合いの機種だったのでしょうか?

入手エピソード

友人との合同ハードオフ巡りで遭遇しました。
普段パナ機は見かけても実物を眺めるだけで購入は見送ることが多いです。
この機種もそれほど興味が無かったので(DD1ファンの方ごめんなさい。)一度はスルーしましたが、
珍しい機種なので購入していくことにしました。

各部の紹介


本機最大の特徴。
アナログ/デジタル両対応のカセットデッキでしょう。


デッキ1はアナログカセットの再生と録音に対応。DOLBY NR B搭載。
デッキ2はアナログ/デジタル兼用で再生と録音に対応。ヘッドが横長な印象です。
両デッキともハイポジ/メタルテープにも対応。トレイは電動式。
ラジカセとしてはかなり豪華なカセットデッキ構成。
しかし、DCCテープの入手が困難となった今ではこの機種の本領を発揮できる機会は限られています。


ディスプレイはDT系上級機でおなじみ、ELバックライトを搭載しています。
操作系統は他のパナ機の使用経験者なら違和感なく操作できると思います。
音質の拡がりを体感できるサラウンドは3段階でレベルを調整可能。
Bi-AMP 4-DRIVEのアンプとAMステレオ対応チューナーは同時期のDT系上級機と共通。


CD再生中。他社製品のド派手なディスプレイに慣れていると、少々物足りなくも感じます。


CDのDACは当然ながらMASHを搭載。DCCのDAC処理もMASH方式で行うのでしょうか?


CDトレイ下のパネルを開くと使用頻度の低いと思われるボタンが現れます。
カセット系が大半で、今となっても使用頻度は(以下略)
白い文字でメニューマップも記載されています。


両側には大理石調のパネルが装着されています。
画像では茶色がかって見えますが、実際はやや黒っぽい灰色です。


背面側をご覧頂きましょう。


ミキシングマイク端子、AUX INとLINE OUT、SPDIF(オプティカル)による入出力端子、外部入力端子。
ラジカセとしてはやたら豪華な背面ですね。
AMバーアンテナはノイズ対策のためか本体に内蔵されていないため、AMループアンテナ用の端子も用意されています。


乾電池動作はできず、バックアップメモリー用に単3×4本。

 
短命に終わったDCC。搭載しているラジカセは恐らく二度と開発されることは無いでしょう。
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