SHARP QT-C606

(1995?年発売)
カラオケブーム真っ只中に登場した「カラオケラジカセ」。
発売時の流行を強く反映した機種(バブルラジカセもその一種と認識しています)は
ブームが去ってみるとプレーンな機種と比較して少々滑稽に見えるものです。

各部の紹介


友人がハードオフで見つけて捕獲してきてくれたこの機種。
当初「シャープのツインCD機を見つけた」と聞いたときはQT-83CDか!?と予想していました。
・・・これがそのツインCD部分です。金色のTWIN CDロゴが誇らしい。
左側が「演奏側」、右側が「待機側」とプリントされています。


@トレイはそれぞれ独立して開きます。
A再生中でも待機側トレイであれば開いてCDをセットしたり取り出しが出来ます。
B両方のトレイを閉じた状態でディスク選択ボタンを押すとそれぞれのトレイがスライドして入れ替わります。

ツインCDと言ってもピックアップが1つなのは他の機種と同じ。
簡易的なCDチェンジャーです。演奏側CDの再生が終わると自動的に待機側トレイと入れ替わりCDの連続再生が出来ます。


操作系統は青文字部分はごく一般的なCDラジカセと大差ありませんが、
前述のCD切り替えボタン等この機種ならではのボタンも用意されています。
ファンクション切り替えや音量ツマミもこちら。


音多/カラオケボタンを押すと左右出力する音声の切り替えや、カラオケモードへの切り替えが出来ます。
画像ではカラオケモードを使用中。ボーカルが目立たなくなり、演奏が強調されます。


本体右側に用意された装備。
マイク端子は2系統用意されているのでデュエットや多人数でのマイク共有に便利。
2つのツマミはマイクの入力レベルと音声のエコーレベルを調整するツマミです。
擬似的に作り出された感はあるものの、エコーはなかなか反響している感じがしますよ。
マイクから入力した音声はファンクションに関係なく出力されます。


勿論チューナーも搭載しています。
一般的なアナログ式のFM/AM兼用タイプでこれといって特徴はありません。
チューニング用のダイヤルは本体右奥。


カセットデッキはメカニカル式が1台。
ノーマルテープ専用です。


スピーカーはフルレンジを搭載。
廉価機にありがちな細いエッジではなく、それなりにボリュームのあるエッジですね。


背面側をご覧頂きましょう。


端子類。
左上から順に映像出力、LINE OUT、TONE調整ツマミ、ビートキャンセラ、ヘッドホン端子、DC12V入力端子、AC100V入力端子。
映像出力端子が用意されているのはCD-G対応機のためです。目的はもちろんカラオケでしょう。
規格表を見る限り出力される映像は到底LDには及ばず簡易的なものだったと予想しています。

乾電池ホルダは用意されず、代わりにDC12V端子が用意されています。
オプションに専用バッテリやシガーライタ用のケーブルが用意されていたのでしょうか。


PSE検査済みで使用者も安心(笑)社名はフランチャイジーの名称と思われます。


TVに接続してみました。
手持ちのCDにCD-G対応のものが無いか探したものの、見つからず。
ハードオフのジャンクCDコーナーで対応CDが見つけるまでの楽しみにしておきます。


カラオケ専用機よりも音響機器として汎用性を残しつつお手軽にカラオケが楽しめます。
現在だとDVD対応ラジカセでしょうか。

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