SHARP QT-64CD

(1988?年発売)
他社ではあまり見かけない「6」番台のグレードを与えられたQT-64CD。
おとなしめの外見に反して、BASS BOOSTを上げたときの威力はなかなかのもの。

各部の紹介


シャープのバブルラジカセというと全体的な人気は他社製品に及ばないものの、
QT-7xCDや8xCDが一部のファンに愛好されています。
QT-64CDは本体やスピーカーネットの形状が四角形を基調としているデザイン。
派手なギミックは搭載していないものの、本機は73CDのサブセット的な構造で
共通部分や同じ設計思想が多く見受けられます。


CDはトップローディング式。
そういえばシャープ機でトレイ式の機種は見たことがない・・・(除FX系)


操作系統は本体右上に集中しています。

チューナーはアナログ。FM/AM/VHF/UHFをカバーしています。
モータードライブのボリュームの右隣には73CDのものを簡素化したようなグライコを装備。
CD/TAPEの操作ボタンの配置はQT-73CDと共通です。
基板もビス穴位置以外は同じ型式でした。

せっかくのリモコン対応&CD、フルロジックのカセットデッキ搭載なので、
ファンクション切り替えは電子スイッチ式だったら良かったのですが、些細な不満でしょうか。


カセット再生中。カウンタ表示は無し。


SHARP機おなじみツインカムWカセットを搭載。


2台分のピンチローラと長いキャプスタンが外観上の特徴。


他社製品ではもう1台のデッキ用スペースとなるであろう位置には時計とタイマーの操作系統がまとめられています。
そしてヘッドホン端子。


前面側スピーカーはワイドレンジを搭載。
73CDや83CDのように、エッジがヒビ割れてボロボロになっていません。
設計段階で対策されたのでしょうか。
ダクトは背面のウーハーへ渦巻状の経路を経てつながっています。


続いて背面側を。


三段階のビートキャンセラを搭載。


CD出力端子も用意されています。


サブウーハーも搭載しています。
特にデザイン上のアクセントはなく、あくまで機能上での外観に留まっています。


乾電池は単1×10本とメモリバックアップ用に単3×1本。


リモコン。型式はRRMCG0169AFSA。

  
前所有者は喫煙者で猫を飼っているようで、外部はヤニ、内部は猫の毛が。
ヤニは粘り気がなくなるとホコリを巻き込んだまま固ってしまうので細部の汚れ落としは根気の要る作業になりそうです。
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