SANYO PH-WCD950

(1988年発売)

定価\105,000。恐らくズシーンシリーズの中で最も高価な機種だと思われます。
当時のCMではボン・ジョヴィを起用し、高級ラジカセ市場で他社に挑みました。
テレビ等、他のサンヨー製品でもボン・ジョヴィがCMに出演していたようです。

入手エピソード

都内のラジカセ専門店で現状渡しにて購入しました。
有名なので店名は省略しますが(TV番組にも何度か出ています)ここのマスターは人当たりが良く
好感の持てる人でした。

この機種の定番トラブルはCDトレイが開かなくなる、ウーハーのエッジが劣化して
ボロボロになる、の2点ですがCDトレイは駆動用のベルトを交換すれば大抵直ります。
サンヨーから取り寄せが可能です。
エッジは専門の業者が様々なサイズのものを販売しているので、似たようなサイズを購入し交換するか
自信が無ければ業者に交換作業を依頼出来ます。(本体からの取り外しは自分でやる必要がありますが。)
この個体はカセットデッキがベルト切れにより不動だったため、同じくサンヨーから取り寄せて交換しました。

各部の紹介


「ツインCDでとことん楽しめる」(当時のカタログより)
チェンジャーと違いピックアップが移動する方式です。

操作パネルはデザインが「オーディオ機器」っぽくて好きですが、ボリュームが電子式なのが残念。
(微調整が出来る、ツマミを回して無段階に調整できるタイプの方が好き)
ディスプレイはFL管を使用しクールな印象です。


画面上にはCDのトラック情報が2つ分、表示されます。(撮影時にはCDを1枚しか入れていませんでした)
それぞれにアクセスランプがついており、どちらのCDを再生しているかわかるようになっています。
DISC Bの痛々しい傷はトレイが開かなくなった際に前オーナーが無理やりこじ開けてつけた傷と思われます。

チューナーはアナログ。同期のパナ機は中級機でもシンセチューナーなんですがー。
ファンクションをTUNEにするとインジケータが赤く光ります。


カクカクした黒光りするスピーカーがステキ。その上にはウーハーが潜んでいます。
エッジがボロボロだったので張り替えています。


左側のウーハーはコイルの入っていないスピーカーもどき?が入っています。
パッシブラジエーターという仕組みで、ちゃんと音を発するのだとか。

「3000cc」のロゴがイカす(笑)


オートリバース、ノーマル/ハイポジ/メタル対応、この当時としては普通のWカセットデッキ。
とはいったものの、今のラジカセでは考えられない作りこみです。
その奥には本機の特徴の1つである「ズシーンアクセル」を装備。
バイクのアクセルのようにひねる事で、重低音の調整ができるというもの。


お気に入りの竹内まりやのシングルを再生中。重低音がゴワンゴワン響いています。
迫力をお伝えすべくFL管ディスプレイのアップです。
最近のCDは録音レベルが高いのか、常にレッドゾーン突入してる。
(時間も時間なので、ボリュームは控えめにしています)


後姿も逞しいWCD950。


端子はLINE OUT、LINE IN、サラウンドスピーカー、外部アンテナ、外部マイクが用意されています。


リモコンはいつものパターンでハードオフにて入手しました。
長期間売れ残ってリモコン箱の中でガチャガチャやられていたようで、傷多数…。
型式は見当たらず「REMOTE CONTROL PH-WCD950」と記載されています。
同世代のサンヨー機と似たデザインですが、CDA⇔Bの切り替えボタンが他にない特徴です。


恐らくもう二度と生産されないであろう、超個性派ラジカセ。
大切に使っていきたいと思っています。

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