SANYO PH-PR950

(1994年発売)
サンヨーの950といえばPH-WCD950、そしてこのPH-PR950。
コテコテのWCD950に対し、プレーンなPR950。
この世代になるとミニコンポの廉価化と同じく、ラジカセも本来必要な機能だけを残し廉価化が一層進みました。

入手エピソード

友人と食事がてら久しぶりに地元のハードオフを訪問。まず第一に足を運ぶのはジャンクコーナー。
物色中、ジャンクコーナーの更に奥にジャンルを問わず機器が山積みされているエリアを見つけました。

張り紙があるので近寄って見てみると、
「ここにある物は何らかの不具合があり正常に動作しません。部品取り、研究用にお使いください。」
「ワケあり品のため低価格にて販売します。返品は出来ません。」

・・・うーむ。ジャンクコーナーの中の更なるジャンクコーナー。選ばれし超ジャンク品といったところでしょうか。
ミニコンポ、ビデオデッキ、どれを見てもここにある物は製品としての使命を終えたであろう機器たちがホコリまみれ、
傷まみれで乱雑に山積みされていました。値札だけで動作状況は一切記載されていません。

そのジャンク山の一番下に、このPR950を発見。
あちこちに擦り傷多数。明らかにこのジャンク山に置かれてから付いたものです。
手ぶらで帰るのも寂しかったので、見つけたPR950を丁寧に掘り出し、レジへ持ち込んだのでした。

各部の紹介


スピーカーはワイドレンジ×1。
PH-Z700でおなじみ低音に合わせて点灯するLED付です。
このギミック、ZooSCENE時代から全ての中級機以上に搭載されていれば
サンヨー機で好感の持てる特長の1つになったろうなあ。


操作系統はリモコン無しでは少々不便だったZ9やPR910と比べてわかりやすいと思います。
CDの操作ボタンが右上がりになっているのが特徴です。
かつてのサンヨー機でおなじみだった、使用中のプリセットイコライザを
使用者に知らせるために点灯するVIVIDやMILDランプは省略されました。
PR950ではSOUNDボタンを押すとディスプレイにスペアナが表示された後で、VIVIDといった具合に
大きな文字がスクロールしていきます。


ラジオはシンセチューナーで使い勝手良。
AMステレオ対応です。
カセットデッキはフルロジックかつメタルテープ対応。
DOLBY NRは非搭載となりました。


CDトレイにはLEDが埋め込まれており、アクセス時には緑色に点灯して大きめのアクセスランプとして機能します。
この機種は黒と緑を基調としたデザインなのですね。


ヘッドホン端子はCDトレイの左側。


背面側をご覧頂きましょう。


外部入力端子はMIXING MIC端子とLINE IN。
思ったより豪華でちょっと意外?


使用する乾電池の本数は単1×10(本体作動用)、単3×4(バックアップメモリ用)で他の機種と同じ本数です。


サンヨー機の場合、上級機は日本製、廉価機は海外生産で「三洋電機貿易株式会社」の名が見られたのですが、
1995年には上級機も海外生産となった事がわかります。


かつての機種と比べると柔和な顔付きになりました。

リモコンは以前、別のハードオフで目撃していたので買いに行ったところ何とリモコン箱が撤去されて別の商品が並んでいました。
リモコンコーナーはハードオフの魅力の1つなので、他の店舗でもこういった事をしないか心配です。


2010/2/21追記:リモコンを入手しました。型式はRB-PR950。
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