SANYO DC-W05CD

(198?年発売)
バブル前夜の80年代中盤に登場したミニコンポ。
当時のラインナップについて詳しい事はわかりませんが、若者向けの中級機と思われます。
メーカーの広告では「おしゃれなCDミニコン」の愛称で紹介されていました。

昭和時代の機器に興味があるため、実用目的ではなくインテリア&研究材料としてオークションで購入。
右側スピーカーネット内のパネル脱落は運送業者にやられました…(出品者の写真では何ともないため)
画像では隠れていますが、スピーカーの角も衝撃で凹んでいます。
年式の割に程度が良かったため、とても残念です。

各部の紹介


後に頂点を迎えるバブル期の機種(バブルコンポ)と比べると格下に見えてしまいますが、それでも
ところどころにちりばめられた80'sテイストのナウでヤングな雰囲気はトレンディなシティーボーイの部屋に置くアイテムとして
ピチピチギャルのハートをゲットできることでしょう。(苦)

W05CDが現役だった頃は建物も車も家電もみんなデザインが角ばっていた時期でした。
当時は、その几帳面なまでに角ばったデザインが「カッコイイ」や「未来っぽい」といった象徴アイテムでしたが、
今の若者が見たら「ダサイ」「古臭い」と言われそうです…。

できれば床に直接置きたくなかったけど、適当な台が見つからず。


何と言っても目を惹くのはレコードプレーヤー。
PLAYボタンを押すとトーンアームが自動的に持ち上がり、ターンテーブルまで移動します。
そして位置を微調整し、アームの根元付近にあるレバーでカートリッジを静かに下ろす。
この行為、何十年ぶりだろう?いや、生まれて初めてかも?ていうかちゃんと動作するのだろうか??


突然ですが某有名アニメの印刷されたジャケット。CDではありません。レコードです。
学生時代「ガンダムが好きだから」という理由で同級生がくれた物です。
レコードプレイヤーは所有していないため、長年保管していました。


ありがとう、レコードをプレゼントしてくれた○井君。やっともらったレコードを再生できる日が来たよ!
彼は私より5歳年上で、働きながら学校に通う頑張り屋さんでした。
ああそうだ、男前で優しい人なのに、女の子にふられてばかりの不運な人だったな。
今度連絡を取ってみようなど、色々な思い出と共に感慨に浸りつつの再生。


下部のツマミは回転数やサイズを切替えるためのものです。


上からチューナー、カセットデッキ、CDプレイヤー。


グライコの機能としてはシンプルながら緑色のレバーが目立ちます。スペアナは非搭載。


チューナーはアナログ。AM/FM/TV(VHF)対応。


カセットデッキはノーマルテープ専用、オートリバース非対応、ガチャメカと
後のバブルラジカセやバブルコンポに比べるとプアな印象を受けますが、
再生ボタンを押すと自動的にファンクションがテープに切り替わるのが便利。


CDプレイヤーはトラック番号の表示のみでカウンタは無しです。
トレイ部は照明で緑色に輝いて見えます。


極め付けは全て緑色のトレイ。バブル期以降では「安っぽい」「子供っぽい」と敬遠されそうな配色です。
本機は黒モデルですが赤い色のモデルも存在しており、そっちは当然トレイも赤。


スピーカーは2way方式のものが付属してきます。
同時期の他社製スピーカーもこんな感じのデザインでした。
低音もなかなか出ますよ。


スピーカーの背面には仕様が印刷されています。


こちらは本体の外面側。各コンポーネンツが独立しているセパレート型ではなく、一体型です。
但しレコードプレイヤーだけは別体。


外部機器接続端子は前面にマイクとヘッドホンが用意されていますが、背面側はスピーカーとアンテナ端子、レコートプレイヤーのみ。
レコードプレイヤーは汎用のものは使用できず、本機専用のDC-W05CD PLのみ接続可。
付属のループアンテナは取り外しが可能。


本体の裏面に印刷されている仕様。


コンポとしては小柄です。同じサンヨーつながりでWCD950と並べてみました。
横幅は少しだけ05CDの方が長いかな?
ちなみにリモコンは非対応です。
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