HITACHI CX-CD9

(198?年発売)
日立のCDラジカセといえば他社からのOEM機という印象が強かったのですが、この頃は自社開発していたようです。
但しLo-Dブランドは冠されていません。(いや、あれは末期に多用しすぎたのか?)

各部の紹介


CD再生中の図。
赤字のLEDで再生中のトラック番号が表示されます。
リピート、メモリー再生にも対応しており、その場合はボタン上のランプが点灯します。
トレイ上の直線デザインが80年代してていい感じ。


グライコ、ボリューム、ファンクション切り替え、テープセレクタ、バンド切替レバーを前面に装備。
これらは全て機械式スイッチで、リモコン非対応です。
タクトスイッチを多用した電子式よりも、こちらの方が好き。
チューナーはアナログ式。

そして、珍しいのが・・・


ボリュームが左右で独立して調整できます。
どういうメリットがあるのかよくわからないが、これの調整がなかなかシビアで・・・。
更に内蔵スピーカーのON/OFFがレバー1つで可能です。
当時まだ珍しかったCDプレイヤーとして外部アンプに接続する事を想定しているのでしょうか。
またはカセットのダビング時でしょうか。
もう少し新しい機種でいう「ミュート」ですね。


スピーカーの上には「ツイーターのようなもの」を搭載。


CDデッキと並ぶ本機の目玉装備、3D SUPER WOOFER。
見た目のゴツさ程ではないにせよ、赤いボタンの3D SYSTEMをONにするとなかなか力強い低音を出してくれます。
ヘッドホン端子もこちら。


カセットデッキはメカニカル式を2基搭載。
メタル/ハイポジにも対応しています。
DOLBY NRは非対応。


同時期の他メーカーの製品でもこういった線図を見かけます。
当時の流行デザインだったのでしょう。


側面にも運搬用の取っ手が用意されています。


背面側をご覧頂きましょう。


左から外部マイク端子、音声出力端子、直流入力(12-15V)、音声入力端子、FM/TVのモード切り替えスイッチ、
ビートキャンセラ。


乾電池でも動作可能。単1×8本使用。

入手ガイド


アナログからデジタルに切り替わりが始まった時期の製品であることが満喫できるデザインは絶品。
大柄な筐体なので整備性は良いと思います。
但し分解時は配線類の取り扱いが煩雑なため、決して一気に作業を進めず少しずつ様子を見ながら分解する必要があります。
オークションやハードオフでもほとんど見かけない機種なので部品取機の入手は難しいと思います。
総合的に中級者以上向けと判断します。
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