aiwa CSD-SR80

(1991年発売)
同じアイワのCSD-XR90と比べるとインパクト面では及ばないものの、「ラジカセ」として正統なデザイン。
アイワの上級機としてライバル社製品と対面させても恥ずかしくない装備と性能だと思います。
Wikipedia-AMステレオ放送によると日本国内向けとしては初のAMステレオ対応機器との事です。

入手エピソード

奥さんの実家を訪問した友人が帰り道にハードオフで遭遇したとの連絡を受け、捕獲するか否か判断を求めてきました。
「あちこち壊れて外見の程度も悪い」との事で不安はありましたが、これを逃したらもう縁がないかもしない珍しい機種だったので、捕獲を依頼することにしました。

各部の紹介


操作パネル。XR90程ではありませんが、なかなかのコテコテ具合です。
XR90やXR7では存在をアピールしていた「STRASSER」ロゴがとても小さく(ボリュームの左下)、aiwaロゴが目立ちます。


スピーカーはツィーター付きの2way。所有するアイワ機でマルチウェイ機は初めてです。
そして左下にはXR90同様、ヘッドホン端子が隠れるようにポロっと…。


カセットデッキはフルロジックなのは当然の事、ドルビーCまで対応。
うーん、豪華ですなぁ…。


ボリュームはモータードライブ。
小さな3つのツマミはTONE、BASS RANGE、BBEで各音域の調整が出来ます。
さすがアイワ機、中音、高音がよく出ています。
アイワ機を使用した後で愛機PH-WCD950で同じ曲を再生すると、高音がアイワ機より不足していることに気付きます。
逆にWCD950に慣れた耳にSR80は低音はチト物足りないと感じてしまいます。


今後市販されるラジカセに「AM STERO」の文字が刻まれる事はあるのでしょうか。
他にFM、TV(VHF)が受信できます。


ラジオ受信時はチューニングにDOWN、UPボタンを使用するのでボタンが光っています。
他のボタンは使用しないため消灯。といった具合に各ファンクション毎に使用するボタンが変わります。
ところでAMステレオ放送受信時でも、画面上は特にモノラル受信時と変化ありません。
(手動でモノラル受信をした場合はMONO表示される)


トップローディング式のCDトレイ。ピックアップはKSS-210Bです。


背面側をご覧頂きましょう。


外部マイク端子、LINE IN端子の他、SPDIF出力(コアキシャル)を搭載。
錆びているけどキニシナイ。
これがもしSPDIF入力端子だったら、かなり重宝していたと思います…


そしてOSC切替えスイッチ。カセットにAMラジオを録音する際、雑音が入る場合に切替えて調整するそうです。


銘板を見るとアイワ岩手株式会社という子会社で製造されたことがわかります。
この子会社、アイワ本体より一足早く閉鎖(従業員解雇)されたようです。
理由の1つが「労務費がアジア地域の工場と比較して極めて高いため」。複雑な心境。


リモコン。型式はRC-SR80。


アイワ末期の小型廉価機しか知らない人が見たら、この豪華さは違和感を感じると思います。
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