SANYO WAVY70FD2


MSX2+で唯一、2基のFDDを搭載した機種。
定価は、併売されていたFDD1基搭載のWAVY70FD(54,800円)に対し、87,800円。
両機ともMSXべーしっ君相当のBASICコンパイラも搭載している、「ツウ」向けの機種です。

私の所有する個体はRAMを128KBに増設してあります。
仕様
発売年1989年
RAM64KB
VRAM128KB
FDD搭載(2DD/2基)
拡張スロット2
漢字ROM搭載(JIS第一水準/第二水準)
MSX-JE非搭載
MSX-MUSIC搭載
その他BASICコンパイラ搭載

MSX-DOSも快適に使える2FDD搭載

1988年に登場したMSX2+では、参入メーカーはパナソニック、ソニー、三洋電機の3社のみになってしまいました。
ワープロ機能充実のパナソニック、バンドルソフトで勝負のソニーに対し、三洋はBASICコンパイラ搭載のWAVY70FDを発表。
プログラミングの楽しさを求めるユーザーをターゲットにしてきました。

翌年登場した、このWAVY70FD2は内蔵FDDをもう1基追加で搭載し、使い勝手の良さをアピールしていましたが、
これはDOSあるいはDOS上で動作するアプリ使用の快適性を狙ったものと思われます。

ついでに言うと70FDでは第一水準のみだった漢字ROMを70FD2では第二水準も搭載となりました。


WAVY70FDでは連射スイッチとリセットボタンが搭載されていた場所にFDDを追加装備されました。
このFDDは2基とも入手時は読み込み不良を起こしていましたが、コンデンサ交換したところ、復活しました。
他社製と違い、正面を向いているので使いやすいです。
(その結果、奥行きが他社製品よりも少々増える事になったが。)


拡張スロットは三洋機でよく見かける、2本直立型。


キータッチは、まあ悪くはありません。


本体右側側面にジョイスティック、データレコーダ端子とリセットボタンが配置されています。


背面側にプリンタ、RGB出力、RF出力、ビデオ出力端子と電源スイッチ。


裏面にバックアップメモリー用の乾電池ホルダがあります。
単3×2本使用。

入手ガイド


定価はMSX2+機の中では最も高価だったので、あまり売れず残存機も少ないのでは・・・と思いきや意外とオークションで見かけます。
当時のユーザーに2FDD機の需要が割とあったという事でしょうか。
前述の通りFDDはコンデンサ交換が必要になるケースが予想されますが、ベルトドライブではないので
駆動系の耐久性は他社製MSX2+よりも高いと思われます。


余談になりますが、DOS2カーネルを内蔵したMSXターボRでしたが、せっかくのMSX-DOS2も1FDDでは少々きついです。
このWAVY70FD2がターボR規格で登場してくれていれば、、等と妄想してしまうのでした。
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