HITACHI MB-H3


手書きタブレット搭載の日立製MSX2。
なかなかのレア機ぶりで、オークションやハードオフで見かける機会はあまり多くありません。
仕様
発売年1985年
RAM64KB
VRAM64KB
FDD非搭載
拡張スロット2
漢字ROM非搭載
MSX-JE非搭載
MSX-MUSIC非搭載
その他手書きタブレット

一風変わった日立製MSX2

MSXは横並び規格であったが故に、製造元のメーカーは消費者に自社製品を選んでもらうために様々な付加価値を搭載していました。
日立の場合は、取っ手付きで電源部分が分離できたり、データーレコーダを内蔵した機種を出していましたが
このMB-H3は何と手書きタブレットを搭載。
雑誌のMSX紹介記事で、このMB-H3はキーボードに不慣れな人でも文字入力できる!と紹介していましたが、、
さてさてどんなもんでしょうか。

本機最大の特徴、タブレット。
普段はテンキーとして機能しても良さそうに見えるのですが・・・BASIC画面で触れてみても反応しません。
拡張命令を使った対応ソフトでないと、機能しないようです。


タブレットは本体から分離する事も可能。


トリガーペンなる端子がありますが、詳しい事は不明です。


拡張スロットは2つ。


キーボードのかな配列は、日立機らしく50音順になっています。
不慣れですが、MSX2はローマ字かな入力できるので、大きな問題無し。


電源スイッチは本体右側。


背面側は、RF、ビデオ出力、RGB、プリンタ端子が揃っています。
RGB端子はピンアサインが他社と異なるので、適合するケーブルを入手または自作する必要があります。


本体左側にはデータレコーダ、ジョイスティック端子とタブレット入切の切り替えスイッチ。


バックアップメモリ用電源は乾電池(単3×3本)

入手ガイド

レアではあるものの、搭載されているVRAMは64KB、タブレットは実用性に乏しく、コレクション目的以外では
あまり使い道は無いと思います。(MSX2用ソフトはVRAMが128KB必要な物が大半なため)
※但しVRAMを128KBに増設する事は可能です。

ある意味レアなVRAM64KB機ですが、増設すれば要VRAM128KBなゲームもばっちり遊べます。
そうそう、1985年度のグッドデザイン賞を受賞しているようですね。

そういえばキヤノン、サンヨー、東芝からもVRAM64KB機がラインナップされていました。
当時、安いからとこれらの機種を買った人はMSX2でありながら、多くのMSX2用ソフトが使えないという
悲劇に見舞われたのではないでしょうか(笑)
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