SONY HB-T600


株式取引端末として投資家向けに販売されたMSX2。
時はバブル、この端末を使って株を買った投資家はきっとウハウハだったことでしょう(?)
仕様
発売年1987年
RAM128KB
VRAM128KB
FDD搭載(2DD/1基)
拡張スロット2(外部)/1(内部)
漢字ROM搭載(JIS第一水準)
MSX-JE非搭載
MSX-MUSIC非搭載
その他内部拡張スロットにモデムカード搭載
専用特殊キーボード、株取引アプリ付属

眺めて楽しい特定用途向けMSX

MSXをベースに特定の用途向けに仕立てた機種は各社からラインナップされていました。

ワープロ用途向けであれば、プリンタとワープロソフトを内蔵したナショナルのFS-4000とその子孫。
(プリンタ内蔵MSX2はサンヨーにもあったね)
ミュージシャン向けには専用の音源を搭載し楽器店で販売されたヤマハのCXシリーズ。
通信ターミナルとしてはモデムを内蔵したパナソニックのFS-A1FMや三菱電機のML-TS2やML-TS2H、
ソニーのHB-T7。

そしてこのHB-T600は単なるモデム内蔵MSX2ではなく、専用キーボードと株式取引ソフトを同梱し、
投資家向けに開発された機種です。

もちろん、上にあげた特徴は他のMSXでも周辺機器を追加する事で同等の環境を構築する事が出来ますが、
特定用途向けに開発された機種ってなぜかワクワクするのです。

しかし、既に手元には無く・・・


付属のキーボードは特殊なキー配列ですが、コネクタはHB-F900やHB-F500と共通であるため、
これらの機種と同じものが使用できます。
また、MSX2であるためROMやFDのソフトを起動する事も出来ます。

画像の個体はハードオフで見つけたものです。
幼少時代に雑誌でこの機種を見かけて興味があったのを覚えていたので
懐かしくなって購入したものです。
故障していたFDDも動作する純正品を入手して交換しましたし、容量抜けしていた
コンデンサも全て交換しました。付属の株式取引ソフトも未開封で残っていました。

しかし、あろこうことか当時は現在ほどのMSX熱は無く、既に処分してしまいました。
惜しい事をしたと今になって本気で後悔しています。

入手ガイド

まず見かける事はありませんが、運良く入手出来ても今度はキーボードが入手出来なかったら
入手するまでの間はゲームマシンとして使う事になると思います(笑)
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